京都大学FutureEarth研究推進ユニット

Future Earth Research promotion unit, Kyoto University

2018/9/28 Transformation to Sustainability Seminar at Kyoto University
2018年9月7日 掲載

ワーヘニンゲン大学×京都大学 学術交流協定締結記念

「持続可能な社会に向けた転換」を二つの学際的視座から考える

日時:2018 年 9 月 28 日 10 時~12 時
会場:京都大学学術研究支援棟 1 階セミナー室

主旨
気候変動や環境悪化、資源枯渇は、世界各地にこれまでに例のない状況をもたらしている。とくに低所得国と中所得国がその影響を不均衡に受けている。持続可能な社会に向けた諸課題に取り組むための従来型の知識や能力構築は、一部でその有効性は見られたものの、結局のところ十分に適切なも
のではなかった。それゆえ、持続可能性を実現する前提として、社会相互の関係性ならびに社会と自然環境との関係性を根本的に転換する必要性への関心が高まっている。そのような社会的転換は、社会、文化、技術、政治、経済、環境の各プロセスを内包する広範囲で永続的な構造的変化を伴う。持
続可能な社会に向けた転換に関して、包括的で協力的な研究活動が求められるゆえんである。
本日のセミナーでは、ワーヘニンゲン大学と京都大学との学術交流協定締結を記念するとともに、ベルモント・フォーラム(国際共同研究活動)「持続可能な社会に向けた転換」(※1)の研究助成に採択されて新たに始まった二つの学際的・国際的な研究プロジェクトから両大学の代表者をお招きし、持続可能な未来を実現するために根本的な転換が求められる社会と自然環境との関係性のあり方について議論を行う。

プログラム(暫定)
09:45 受付開始
10:00 – 10:10 開会挨拶及び講演者の紹介

久野秀二 教授 (京都大学経済学研究科)

10:10 – 10:50 講演1: The Conservation Revolution: Radical Ideas for Saving Nature beyond the Anthropocene
Prof. Bram Büscher (Sociology of Development and Change, Wageningen University, The Netherlands; Department of Geography, Environmental Management & Energy Studies, University of Johannesburg, South Africa)

10:50 – 11:30

講演2: Transformation as Praxis: Exploring Socially Just and Transdisciplinary Pathways to Sustainability in Marginal Environments (TAPESTRY)
大手信人 教授(京都大学情報学研究科)

11:30 – 12:00 ディスカッション:「持続可能な社会に向けた転換」に向けて

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